リン酸鉄リチウムイオンバッテリー

2023年08月20日

走行充電器搭載 ~問題発生!?編~

走行充電器が無事に設置完了し、動作もバッチリだった



ところが、エンジンを切ると・・・
あれ
走行充電インジケーターのランプが消えない
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暫く待つと消えるのかな
と思い、約10分。
やっぱり消えない
モニターでは一旦0.00Wになったのに・・・。

あれ
メインバッテリーに逆流している
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この状態で約10分。
ほぼこの数字で逆流(?)が続いている。
走行充電インジケーターのランプも点いたまま

これはマズイと思い、メインバッテリーとのスイッチを切るとランプは消え、逆流(?)も止まった。

これは壊れているのか
それともこう言う仕様なのか
今度、Renogyに聞いてみよう

ちなみに、右側の2つのランプは、バッテリーの情報なので、ずーっと点いたままみたいだ。
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電力量は微量なので問題なさそう。


~Renogyからの回答~
「ランプが消えないのは、メインバッテリーの電圧がまだ充電電圧範囲内にあるからです。
12.7V以下になると消灯します。」とのこと。


そこで試してみると、エンジン停止後15~20分位でランプが消えて充電量も0.00Wになっていた。
エンジンを切ると、直ぐにランプが消えると思っていたが、そう言う仕様ではないらしい。
結果、問題ないようなのでこれで完成

~追記~
後日、ちょっと長い時間走った後、数時間後にランプを見るとまだ点いていた。
リチウムの容量も少し減っていた。
そのため、逆流が生じないようにスイッチもしくはリレー等で切る必要があるようだ
ネットでは逆流は生じないとのコメントもあったが・・・。


cordebunks1 at 17:00|PermalinkComments(0)

2023年08月19日

走行充電器搭載 ~室内配線編~

メインバッテリーからセカンドシート内の配線が終わり、コーキングもある程度固まったので室内の配線を行う。



まず、走行充電器を固定する板を切り出し、その板を固定出来るようにした。

丁度FFヒーターの配管があるのと走行充電器の冷却ファンの設置があるので、10cm程浮かせて設置した。
説明書では15cm空けることになっているが、ファンを付けているので問題ないでしょう
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走行充電器の板への固定、配線はある程度室内で行ってから車内に持ち込んで残りの作業を行うことにした。
室内での作業後
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裏には12cmの冷却ファンを1つ取り付けたが、冷却が足りないようだったら追加することにする。

あと、右側のマイナス端子は、カバーを付けるとリチウムまでのケーブルが干渉するため、側面部を切り欠いて配線を通した。
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ここまで出来たので、いよいよ設置&配線作業を

完成
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また、セカンドシート内に熱がこもる可能性が高いので、排熱ファンを左側面部に設置した。
サーモスタッドも設置して34℃以上になると作動するようにした
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ここからの排熱は、下駄箱下の穴から排気されることになる。
これで効果が出なければファンを増設する予定だ。
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これで全て設置が完了したので、エンジンを掛けて動作確認を
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リチウムへは600Wオーバーで充電
同時に鉛バッテリーにも充電
バッチリだ

取付け後11km程走ってみると、リチウムの容量が243Ah ⇒ 260Ahになっていた
この分だと、結構電気を使っても直ぐに回復しそうだ

cordebunks1 at 19:00|PermalinkComments(0)

2023年08月18日

走行充電器搭載 ~床下配線編~

リチウムの設置は完了しているので、走行充電器を設置していく



まず、メインバッテリーから走行充電器への配線。
設置位置はセカンドシート内なので、床に穴を開けて配線を通さなければならない

ここは、床が2重構造になっているようで、床板の下に空間があり、サブフレームにFRP板が貼り付けられているようだ。
周辺には配線が無く穴を開けても大丈夫そうだ

早速ドリルで穴開けをしたが、想定通り問題なさそうだ
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このまま穴を広げて配線を通そうと思ったが・・・
あれ
ドリルが何かおかしい・・・、使えない
ヤバイ、作業が出来ない

仕方がないので、のこぎりや金切りのこの刃を使って、気合と根性で何とか穴を置けることに成功
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床下に出て来た配線をメインバッテリーへ
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次にコーキングで穴埋め。
見た目は汚いが、水が入らなければOK
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この状態で1日置いて、コーキングが固まるのを待つ。

あと、オルタネータからメインバッテリー間のケーブルを確認すると、22sqらしきケーブルを使っているようだった。
なので、配線はこのままで行けるでしょう


cordebunks1 at 18:00|PermalinkComments(0)

2023年08月06日

リチウム搭載

ケーブルが届き、時間も出来たので早速リチウムを搭載することに



まず、バッテリー位置を確定するのに、元々インバーターを載せていた台の邪魔な部分をカットした。
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これでバッテリー位置を確定出来るので、その位置でずれないように木の端材で固定した。
インバーターの台、インバーターも固定した。

ここからは、いよいよ配線作業
バッテリー同士を接続し、インバーター、モニターの配線を行って完成
モニター端子台のボルトはM10なので、金具を使用してM8でも接続出来るようにした
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取りあえず、これで2泊3日程度の旅であれば電子レンジ等も問題なく使用出来る
インバーターは、移設しただけでリモコンはそのまま変更していないから今まで通りの使い方でOK

走行充電器の設置は、腹下に潜っての穴開けがあるから天気のいい日に作業することに

サードシートの中は、インバーターを移設したので少し広くなった。

あと、鉛バッテリーとモニター端子台のケーブルを鉛バッテリー間のケーブルに合わせて38sqから22sqに変更した。
余った38sqのケーブルはリチウムの方で使うことにした。
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バッテリーモニターは、鉛用とリチウム用を並べて配置した
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あと、バッテリーの鉛直方向の固定を追加した。
固定には余っていた木材を切って使うことにした。
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これをセカンドシートの枠に固定して、跳ねた時でも浮き上がらないようにした。
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今までの配線と、これからの走行充電器等の配線は下図の通りで行う予定。
リチウム配線-2

走行充電器からの出力は14sqなので、家に余っている8sqのケーブルをダブルで設置してケーブル代を抑えることに

ケーブルは端子の圧着機が無いので出来合いの物をネットで購入したが、赤と黒のセットの物が安かったので、単体で買って自分で作るのと変わらない金額で買えた

暫く天気が悪いようなので、作業はいつになることか・・・
その間に仕事が忙しくならなければいいけど


cordebunks1 at 17:00|PermalinkComments(0)

2023年08月01日

リチウム搭載前の考察

リチウムを購入してから1か月が経とうとしているが、実はまだ搭載出来ていない



家のことや仕事が忙しく、なかなか作業が出来なかった
やっと作業の目途が立ったので、搭載計画を立ててみた

その前に、我が家のリチウムの使用について検討したことを整理する。
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~我が家のリチウムの使用について~
①我が家の地域は寒冷地で、冬は殆ど出掛けないがFFヒーターは定期的に作動させる必要があるため鉛バッテリーは必須
②電子レンジを使いたい(鉛バッテリーだと他の電力もあるので少ししか使えない)
③夏の調理は暑さ対策のためIHを使いたい
④夕方頃まで移動していることが多く、走行時はリアクーラーがあるため家庭用エアコンまでは必要ない(かな?)
 でも、寝るまでの間に使用出来るポータブルクーラー等は設置したい
⑤夏の冷蔵庫の消費電力が意外と大きいのでリチウムから電源を取りたい
⑥冬は車から降ろして家のソーラーの蓄電池として使いたい
⑦時期にもよるが、2泊位まで走行充電が無くても行けそうだけど、3泊以上になると走行充電が必要そう

このことから、鉛とリチウムの2系統で行くことにした。
鉛からは、照明、FFヒーター、水道ポンプ等で使い、リチウムは100V電源と冷蔵庫を使うことにする。

今使っている鉛バッテリーはダブルになっているが、寿命が来たらシングル+ポタ電にして軽量化することにする。


~リチウムの容量について~
当初は冷蔵庫も鉛バッテリーからで大丈夫と思っていたので200Ahで大丈夫と思っていたが、夏の冷蔵庫の消費電力が思いのほか大きかったので、300Ahにアップしてリチウムから電力供給することにした。
今の使い方だと、300Ahで充分足りる計算だが、将来長旅になった時にソーラー増設やポタ電を上手く使うことで何とかなるだろう

また、リチウムは300Ah1台にした方が本当はいいんだけど、冬は車から降ろして家の中で使う予定のため、積み下ろしが楽になるように100Ah×3台とした
歳取ったら、300Ah×1台だと腰が持たないような気がして・・・


~走行充電器について~
当初は、出掛ける前に満充電にしたら充分だから、走行充電器はいらないと思っていたが、冷蔵庫の消費電力が大き過ぎたので3泊以上の旅では電力不足になる可能性がある

ポータブルクーラーなんかを積んだ時も走行充電器が無いと電力が足りないので走行充電器を買うことにした。

そうなると、最初からの鉛用の走行充電と、リチウム用の走行充電の2つで運用するため、オルタネーターからメインバッテリーに繋がっているケーブルで足りるか分からないので、今度確認しなければ
足りなければ配線を太くして引き直すかな


と言うことで、早起きして機材を車に積み込み配置を考えた

鉛バッテリーを残すので、設置位置はセカンドシート内になる。

インバーターもセカンドシート内に移設するため、リモコンのコードが足りるか不安だったが意外と長かったので余裕で足りた

メインバッテリーから走行充電器までは、セカンドシートの床に穴を開けて繋ぐことに。

各パーツの大まかな配置を決めたので、ケーブル長を測定。
これで必要なケーブルを全て注文することが出来る

作業前のサードシート内
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インバーターを撤去したサードシート内
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作業前のセカンドシート内
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各機材を仮配置したセカンドシート内
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この作業をしていて新事実が発覚
今まで既存のインバーターの配線は38sqだと思っていたが、22sqと記載されている
と言うことは・・・
予想通り、鉛バッテリー同士を接続しているケーブルも38sqだと思っていたのに22sqだった

メーカーで推奨しているインバーターのケーブルは38sqなので、38sqに変えようと思ったが今まで問題は生じていないのと、1500Wギリギリで使用しなければこのままでも大丈夫かな

鉛バッテリーは消費電力が減るので、今のままでも大丈夫でしょう。

cordebunks1 at 17:30|PermalinkComments(0)